花の香りの南風、邪気をはらんだ河の音。 迎えの鳥はルビーの目。 時は大昔、さる国に、 訪れる者皆、魂の ゆらゆらする蛮玉殿なる館あり。
「行ってはならぬぞ、あすこへは」 「だけど兄じゃ、ヒスイカズラの香りが 首に巻きついて、あうう」 「どうした、ややっ、お前ー!」
今回のひげ太夫は南国で大暴れ。 その身一つでドリアンから雷雨まで。 ゆめゆめ見逃してはならぬぞえええ。
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