山伏一匹、月を背負ってやって来る。
谷間にそびえる雲丈郭は、
ゆらゆら消える謎の城。
「もう三年も冬が終らぬ!」
「雲丈の仕業じゃ。春と夏を封じ込めたらしい」
「・・・げに、おそろしや」
白鳥達は大はしゃぎ、女帝の涙は燃え上がる。
その身一つで、山脈からダイヤモンドダストまで。
ひげ太夫初の再演物、男臭さは5割り増し。
目もくらむ出し物芸、
ゆめゆめ見逃してはならぬぞえ
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